荷物の軽量化

 仕事柄、書類とPCなどの機材諸々を持ち歩く事が多いです。最近ではお客様のミーティングルームに大型のディスプレイやプロジェクタが設置されているのが珍しい事でなくなってきて、大きな荷物が一つ減るので助かっています。時には、長期のプロジェクトになると関連書類が増えて、バインダの厚みが5センチくらいになる場合があります。そんなときは全部持ってあるかなくてよいように、できるだけスキャンしてEvernoteやクラウドのストレージへ保管しておくようにしています。紙の情報をデジタル化してまとめたり軽量化する手段は増えてきたのは本当に助かっています。お客様に資料を送る場合にも、PDFファイルを用いる事も普通になってきました。

 もっぱら自宅の仕事部屋ではMacに外部ディスプレイを繋いでいます。広い作業スペースがあると関連する「資料」をざっと並べて仕事ができるので効率が良いです。そうやって準備したデータや印刷した資料を外に持ち歩くときに、TUMIのブリーフケースが長年の相棒なのです。頑丈な作りでキャパが大きいバッグに目一杯機材と資料を詰め込むと10キロを超える事もあって、大玉のスイカを背負っている感覚になってきます。パッキングでは、肩掛けにしてみたり、コロコロ型のバッグを使ったり、バックパック型でやってみたりと時と場合でバッグの種類も増えてしまいました。
それでも、形を変えても重さは変わらないのでデジタル化と機材の小型化と軽量化で負担を減じるようにしてきました。

 先様の状況にどのようにでも応じられるようにするには「基本の装備」をいつもどおりの構成で固めておくのは心理的にも安心だからなのです。さらなる身軽さを実現するには、いよいよと最後の大物はパソコン本体とACアダプタの総重量になってきました。ACアダプタはFINSIXという小型で65W対応ながら本体が85グラムの汎用ACアダプタを好んで使っています。このあたりはチリツモなのですが。常用しているMacBookPro13インチもレノボのX1カーボンも数世代前のモデルですが、私の仕事内容なら全く問題ない性能です。ただ、最近の機器と比較して、性能と重量のバランスでみてかなわない。各社のモバイルPCを眺めると、1キロを大きく下回るのにCore i7が載っていてストレージはSSDが当たり前です。現在の機材がまだまだ使えるので悩ましいところですが、身体の負担と気持ちのことも考えると、手持ちで持ち歩いて使う事に特化したパソコンにそろそろ入れ換える時期のようです。目標は持ち出し機材の構成を見直しながら、減量目標を全体で1キロに近くなるようできるだけ軽量化する、という方針で検討する事にしました。さてさて、どうなることやら・・・。

ー小暑ー