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節目を越えて

年齢を重ねると共に時が経つのを早く感じるのは、経験が積み重なって既視感をもってしまうからだそうだ。そう聞いてから、「なんか見たことあるなぁ・・」というつぶやきが頭に浮かぶとはっとしてしまう。だがしかし、ちまたに溢れる虚々実々、ノイズに溢れる日常であればこそ、脳が思考の負担を軽くせんがためにスルーしてしまいがちになるのも宜なるかな。
玉石混淆な情報に喉元まで浸かりながら、有意なシグナルをどう見定めるか。だたIT技術を知っていてもなかなか本質には届きそうになく、ノイズに隠れたシグナルから肝心な情報を掴み取って、そこに意味と価値を見いだせるだけの志(スピリット)とリテラシーが求められるのだと思う。まだまだだなぁと思うのは、未知のスペースを思い描けるからだとっておこう。
つまるところ、自分自身がどうあるかというところに戻ってきている。目に映ること、耳に聴こえること、肝にひびくこと。真実に向き合うときが正念場なのだと、企業変革の先達は述べている。真新しい2023年のフランクリンプランナーを前にして、熟々とここからどう歩んでいこうかと思い巡らすのである。

ー 冬至 ー